【ヨシナガの気になること。】 変わる短冊

 

こんにちは。ヨシナガといいます。

普段はIT企業のサラリーマン＆個人ブロガーをしています。

ポリポリ☆クラブの日曜日を担当することになりました。

僕はポリポリメンバーの中で唯一「ゲーム業界人」ではないので、ゲームではなく「最近の気になること」をゆるい感じで書いていければと思います。

■　変わる短冊

ということで、今日は七夕。


僕はここ10年ほどいろいろな短冊を写真に撮っているのですが、

その中で、明らかに近年増加している短冊があります。

それがこちら。

「この すべての願いが　かないませんように」

昔から この手の短冊は一定数見ることができました。

そもそも自分個人の願いではなく、みんなの願いを対象にしているというメタ的な構造が他とは違うので、

「どう？俺っておもしろいだろ？」

という作者の必死な想いが痛いほど伝わる短冊なのです。

ところが、以前は数個の笹に一つくらいだったこの願い、

近年なぜか、一つの笹に一つくらい見られるように大量増殖しているのです。

個人的に、これはもしかすると「SNSの普及と関係があるのかもしれない」と思っています。




僕らの日常に、おもしろいことなんてそうそうあるわけがないし、

人によって向き不向きもあるというのに、皆がSNSをやるようになった今、

「全ての書き込みは"いいね"などの数値で良し悪しが見える」

ようになってしまったのです。

そうすると、どうしても「より反応の大きいもの」を書きたくなるのが人間の性。

その結果、無理して高級ランチ写真をアップしたり、今まで言ったことも無いようなギャグを書いたりするようになってしまうのです。



個人的に僕は思います。

このくらい気楽でいいんじゃないかなー、って。