2013年10月12日土曜日

【インディーゲーム】TGS2013インディーズゲームフェス 感想まとめ



2013 TOKYO GAME SHOW
インディーズゲームフェス
感想まとめ

こんちわわ、インディーゲーム大好きおじさん、旅人でゲームデザイナーの木村です。

突然ですが「インディーズゲームフェス感想まとめ」です。
僕は主催者じゃないんだけど、関係者の話しを聞いたり、お客さんが声かけてくれたり、メディアの人から感想聞いたり、終わった後、やたら、みんなが感想を言ってきてくれたので、もったいないからメモをとりつづけていました。

なので、ここで小耳に入れた感想やご批判を箇条書きにて公開して見ようと思います。

もし、もしも次にまたインディーゲームフェスをやることがあったら参考にしてみて欲しいな〜と思います。(あはは、よけいなお世話かな。)

※自分以外は全部匿名でxxx談にしてあります。似た感想は1行にまとめちゃってます。


出展ブースの感想

●ビジネスデーのブースと客の距離感がよかった。ビジネスデーのブースの方が、なんかブースが元気だったように見えた。暗くて、近くて、密集してたからかも?(お客さん談)
●逆に一般日のインディーブース、一般日のHALL9の明るさは凄かった。ファミリーコーナー+コスプレ+屋台+インディー。なんちゅうくみあわせ!
●そもそも、一般日のHALL9の場所がわからなかった。(お客さん談)
●HALL9は隔離されてるみたいに見えた。(お客さん談)
●実況主をみにきた女子率の多さに驚きました。この文化は知らなかった。(お客さん談)
※一般日ブース仕込み中。舞台の裏にもあったから全部で60game
●ブースで何をさせたいのか、分かりにくかった。積極的に遊ばせたいのか?もしくは商談したいのか?(大人のお客様談)
●興味があってHALL9までいったけど、ブース前で内輪でかたまられてたので、近づきにくかった。(お客さん談)
●ブースにチラシを置いてあるのに、それを配ってるそぶりがなかった。わざわざくださいと言うのも変なきがして遠巻きに見ておりました。その点、外国の人のほうが必死にチラシをくばっていて、いっぱい外国の方のゲームのチラシやバッジをもらいました。(お客さん談)
●当日になって、ステージがメインストリートやブースと反対の方向を向いてた。なんで?(出展者談)
●「インディーズゲームブースの空気感が、客をあいてにしてない。内にこもってる感じがする。」(お客さん談)
●ブースの一番上にかかげてるのは「ゲーム会社の名前」じゃなくて「ゲームタイトル」と「キャラの絵」とかをならべてほしい(メディア関係者談)
※ビジネスデイのブース(ちょっとカッコいいね)
●「あっちのホールに入れなかった人がこっちにいるんだなーみたいな風に見えますよね」(業界関係者談)
●誰か特定の人が一人でもくもくと遊んでて、、はたから、覗き見るしかない。順番がまわってこなくて諦めた。特に後ろにいてもゲームの話しが聞けるわけでもないから、ちょっと困りました。(メディア談)
●遊んでる人だけじゃなくて、まわりに見てる人にまでふくめて説明するような姿勢が欲しい。(メディア関係者談)
●ゲーム画面をブースの上につけてほしい。お金がかかるでしょうけど、それくらいやらないと!遠くから「あ、あれなんだろう」みたいにはならない。せめてそうしてくれれば、通りすがりの人も、待ってる人もゲーム画面を見て興味がでる筈だろう。ステージに金かけるよりブースに金かけてほしかった。(メディア関係者談)
●ブースで、面白そうと思ったのだが、、インディーゲームがどこで買えるのか、そもそも分からないから、いちいち人と話さないといけない。(お客さん談)
●「インディーゲームってすぐゲームあそべていいね」(子供談)




ゲーム実況&ステージについての感想
●実況主がハンサムでびびった。(木村談)
●ステージで、実況者とファンがもりあがるが、べつにそれとインディーゲームのもりあがりは関係ない感じ。壁があった。(お客様、開発者談)
●何人かはステージを見に来た人もちらほらブースに遊びにきてくれましたよ(開発者談)
●ステージの10%でいいからブースに流れてくれたら、もっと盛況になったかも(メディア関係者談)
●ステージの実況がかならずゲーム開始時だったけど、セーブデーターで途中から「ボスから」とか「見せ場から」とか、遊んで見せて欲しかったなぁ(インディーゲームファン談)
●実況主がどういうつもりで実況してるかは、正直わからなかった。実況主ってどういう立場でどういうつもりでゲームを遊んでいるのだろう。インディーゲームは好きなの?東方は好きって言ってたけど。(知人談)


準備とか段取りについての感想
●最初にもらった台本に「木村氏がやっている教育プログラムの教え子がエンドレスシラフ」って書いてあって、目が点になった。すぐ直してくれたので良かったけど。(木村談)
●初日終了後も二日目のリハーサルを深夜までやってて本当に大変そうだった。お疲れさまでした。(木村談)
●ステージ実況用のゲームの納品指示など連絡がなく、ブース出展後にスタッフに慌てて確認する場面も(関係者談)
●メキシコのインディーゲーム会社の人がステージへの呼び出しをされずに、何かの手違いでパスられる結果になってて、むっちゃ残念そうだった。(関係者談)
●カンファレンス。2人しかプレスがこなかった。。(関係者談) (ひぇー。と驚く木村) もっとプレスよびこまないとだめだろー(それを聞いて知人談)

全体の感想、その他
●TGSでインディーゲームを発表しても入手方法が単純にわからないから、簡単には購入につながらないのでは?イベントでブース展示しても売り上げに関係ないのでは?(宣伝経験者談)
●ホテルの朝食で「同人とインディーってなにがちがうの?」と子供と家族の会話あり。子供にしてみれば、同じに見えるんだろうなー。(木村談)
●あんまりふれてないけど、提供(スポンサー?)に任天堂ってのがあって、お!ってなった(業界人談)
●「TGSインディーフェスを実行したこと、それじたいがいい」そもそもTGSでは大きな会社がブースを展示するのが通例。そもそも「インディーゲームがあるぞ」ってことがわからないから、存在した事じたいにまずは意味があるのでは?(メディア関係、開発関係者談)
●東方までふくめてインディーゲームっていう風にショーにできたのは実は始めて?(お客さん談)
●TGSでインディーフェスとか多分今年限りの出来事じゃないかな。(関係者つぶやき)
●ポリポリクラブ見てますという人が何人か来てくれてた嬉しかったなー。(木村談)
●フランスから取材に来てた。よかったなー。(木村談)
●関係者によるバスのチャーターがなかったら、疲れてて、インディーストリームにたどり着けなかったかも。バス、ありがとうございました。(開発者談、木村談)
初日、ZUN木村、段取りをしらされてなくて、突然ゲーム実況することになってびびったw(関係者一同談)



ZUN部屋関係の感想
●ZUN部屋の放送が当日会場きちゃうと、聞こえないので、つまらなかった(お客さん談)
●ZUN部屋に突然、女優さんが来ることになった、あせったわりには楽しかった。こっちの突然は非常に楽しかったよ。(木村談)
●ZUN部屋の音がきれいでした。まわりがやかましいのがよくわかりました。(お客さん談)
●ZUN部屋やステージ放送映像を、ステージ裏の黒い壁にテレビをはっつけてみれるようにしておくとよかったかもしれん。(知人談)
●ステージの状況やイメージがわからなくて、ZUN部屋のセッティング、当日3日前にあわてて手配。実行委員会の人が僕らの事を忘れてるのかと思ってハラハラしてました(木村談)
●ZUN部屋の機材は結局カリーブ機材をおかりしました。急遽すぎてごめん!(木村談)
●ZUN部屋にヨシナガ君とか杉山君とかポリポリの人がいてくれたのは助かったなぁ。(木村談)
●ZUN部屋にお菓子と飲み物を差し入れてくれる美しい女性スタッフがとてもよかった(関係者談)
●ZUN部屋にコマツナさん(激オコ)とかキタヤマさん(森世界)とかも出てきてくれて、なんかほんわかしてよかった。ロフトプラスワンぽくていいよね。(木村談)
●ビールがなくてつらかった(関係者談)
●古今東西の開発者の人に色々話しが聞けてよかったなぁ。もっとゆっくりやりたいなぁ(関係者談)


最後の最後、トークイベントの感想
●稲船さんが出てきたのがすごい。そこだけでも凄い(お客さん)
●TGSラストのトークイベントの時間が30分しかないのに、濃い話しでしたね。(お客さん談)
●何話してるのか意味わからない人いっぱいいたでしょうねー。(知人談)
●時間が短いのに、緊迫してた。蛍の光よかったですね(お客さん談)
●え~でるわいす、エンドレスシラフが来てくれたおかげで、バランスたもてた。あそこに若者がいなかったら、どこがインディーズなんだ?となったかもしれない(関係者談)
●「机にむかってプログラムしてる時間がつくってる時間、それを大事にしたい」うるおぼえですが、この話し好きだった。作るってのは机に向かうことだよな(木村談)
●TGSラストのトークイベントの「しゃべりたりん」(関係者談、FB談)


********
これからインディーゲーム関係のイベントとかやる時に、何か参考になるといいなーと思いまして
箇条書きですが、全部書き出してみましたー!!


感想まとめ、これにて終了です。
ご清聴ありがとうございました!
インディーゲームフェス関係者の皆様
本当にお疲れさまでした!!

良かった!という単純な感想よりも「あれは、なんだったんだ!?」という感想が多いような気がしますが、これ、全部きっと未来におこる次のステップで必ず役に立つ事だと思います。


もしも何か次ぎが有る場合はこのログを役立ててくれると嬉しいです。僕もお手伝いしますぜ〜。
ではでは、おやすみなさいませw

10/11/2013

旅人でゲームデザイナー 
木村祥朗









2 件のコメント:

  1. 決して大前さんに理解がなかったとは思えないんですが、残念ながら痒いところまで手が届かなかったようです。TGSの続きでは大前さんの話を聞いてみたいです。

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    1. そうそう、大前さんのインディーゲームLOVEはスゲーからねー。
      10月20日のトークライブではぜひとも色々話を聞いてみたい!!
      僕もそう思います!

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